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鈴木 昌栄*; 林 伸彦; 松本 太郎; 小関 隆久
JAERI-Data/Code 2001-030, 175 Pages, 2002/01
軸対称・磁気流体力学(MHD)平衡の解析は、装置の設計,理論的研究,実験結果の解析等、トカマク研究の基礎となるものである。その中でも、DCR法とグリーン関数の組み合わせを用いた自由境界平衡コードMEUDASは、圧力及び電流分布を任意に指定でき、高速性と高精度を合わせ持つコードとして、幅広い物理課題の解析に応用されてきた。一方、MEUDASで実行される収束計算手法は、多岐にわたり利用され、また、新しく開発される計算コードのモジュールの1つとして組み込まれるなど、多方面へ応用されている。本報告書においてMEUDASにおける平衡解の収束計算を行うための各モジュールについての詳細な解説をまとめた。
白井 浩; 清水 勝宏; 林 伸彦; 板倉 洋文*; 高瀬 計三*
JAERI-Data/Code 2000-040, 214 Pages, 2001/01
JT-60Uプラズマにおける測定データを磁気面量として分布データに処理し解析する方法をまとめた。MHD平衡計算・登録ソフトFBEQUにおいて得られたMHD平衡は、データベースとしてショットごとに保存される。JT-60Uのポロイダル断面上の異なる幾何学的配置で計測される多数のプラズマ実験データは、実験データ時間断面モニターソフトSLICEにより、MHD平衡磁気面上にマッピングされ、体積平均小半径の関数に加工される。SLICEでマッピングされたデータは、フィッティングされた後、分布データベースファイルMAP-DBに保存される。さらに、SLICEはMHD平衡と自己無撞着なプラズマ電流解析コードACCOME、粒子軌道追跡モンテカルロ・コードOFMC、トカマクプラズマ予測解析コードシステムTOPICSの実行用データTOKRDを作成する。
辻 俊二; 林 和夫*; 吉田 英俊; 細金 延幸; 菊池 満; 芳野 隆治; 二宮 博正; 関 省吾
JAERI-M 86-006, 48 Pages, 1986/02
磁気プロ-ブ信号、プラズマ電流、外部コイル電流値からJT-60のMHD平衡配置を計算する計算コ-ドを開発した。平衡配置を調べる為には、測定磁場と一致するGrad-Shafranov方程式の解を見つけなければならない。プラズマ電流を位置固定の離散的フィラメント電流で、近似しプラズマ境界を高速に計算する方法は、JT-60のダイバ-タ配位においても友工である。フィラメント近似によるプラズマ境界計算の結果を活用して、固定境界問題としてMHD平衡計算を行うと、反復計算は速く収束する。電流分布を定める未知パラメ-タを効率良く修正する方法を考案し、非線形最小二乗解が得られるようにした。
炉設計研究室
JAERI-M 83-214, 847 Pages, 1984/02
本報告書は、JT-60の次期装置として建設が予定されている核融合実験炉(FER)の工学的概念設計を行なったものである。この設計は、MHD平衡解析、炉本体構造、ダイバータ及びポンプリミタ、第一壁/増殖ブランケット/遮蔽、トロイダル磁場コイル及びポロイダル磁場コイル、クライオスタット、電磁気設計、真空排気系、電源系、NBI、RF加熱装置、トリチウム処理系、ニュートロニクス、分解修理保守、主冷却系、プラントレイアウト等を含む炉システム全般にわたるものである。また、ダイバータ方式とポンプリミタ方式の相互比較、核融合プラントシステムの安全性の検討も行った。
新谷 吉郎*
JAERI-M 82-160, 15 Pages, 1982/11
プラズマの形状・物理パラメータを定めて、平衡コイルの電流値を求める事は、特に装置設計の面に於いて重要である。原研ではこの目的に沿った平衡解析コードは既に開発されているが、通常、長大な計算時間を要する。今回開発されたコードは、プラズマ電流を数本程度の線電流で近似して、平衡解析と類似した計算を行う簡略コードで、平衡コイルの電流値を求める事ができる。INTORのパラメータを使用して精密な平衡計算結果と比較したところ、求められた電流値で形成される磁場は、垂直、四重極、六重極共に良く一致するので、平衡コイルの電流値を求めると言う面で、充分に簡易平衡解析コードとしての機能を有する事が分った。本コードはDOUBLETIIIの実験解析の用途などに、将来の可能性が期待される。
二宮 博正; 鈴木 紀男
Japanese Journal of Applied Physics, 21(9), p.1323 - 1327, 1982/00
被引用回数:30 パーセンタイル:79.2(Physics, Applied)技術情報部登録No.A1381(昭和56年12月10日提出)を都合により、発表誌をJ.Phys.soc.Jpn.からJpn.J.Appl.Phys.に変更したので再提出
二宮 博正; 亀有 昭久*; 新谷 吉郎*
JAERI-M 9127, 83 Pages, 1980/10
新しい自由境界MHD平衡計算コードを開発した。この計算コードは従来のコードの機能に更にいくつかの新しい機能を備えている。このコードの計算手法の概要、及びその使用法について述べた。
山本 孝*
JAERI-M 8413, 37 Pages, 1979/09
核融合実験炉(JXFR)第2次予備設計のMHD平衡パラメーターを決定するためにMHD平衡解析を行った。第1次予備設計に基づいてプラズマ断面形状はアスペクト比A=4.5の円形断面に固定し、平衡解のスケーリングを用いることによってポロイダルベータpと電流密度分布の巾数の二つのパラメーターに対してのみ計算を行った。設計値として選定されたMHD平衡パラメーターはt=2.5%、p=2.1、qa=2.55、Ip=4.4MA、t=5.5T、R=6.15m、a=1.5mである。又これらの平衡パラメーターに対して外部磁場コイルの配置設計を行った。
竹田 辰興; 常松 俊秀
JAERI-M 8042, 64 Pages, 1979/01
軸対称トーラス・プラズマのMHD平衡の新しい計算法が考案され、固定境界非線形固有値問題として扱われる場合についての解析に適用し満足すべき結果が得られた。この方法は有限要素法と新しい逐次近似法の組合せからなるものである。この逐次近似法では有限要素が常に磁気面に沿って並ぶようにメッシュ構造が計算の過程で補正される。この結果、磁気軸の近くおよび磁気面の混んでいる付近で高い精度が達成される。
関 省吾; 前田 彦祐; 狐崎 晶雄; 斎藤 龍太*
JAERI-M 6734, 48 Pages, 1976/10
Legendre陪函数展開を用いた自由境界MHD平衡問題の解法およびその数値計算コードを作製した。この解法の要点は、磁束函数歪を球座標系で記述し、その天頂角成分について、Legendre陪函数を用いて直交展開を行うことにより、二次元偏微分方程式問題を一次元常微分方程式問題に帰着させることである。数値計算コードでは、プラズマ電流分布を関数形で与えて、この一次元常微分方程式から磁束函数歪を求め、次に求めらた等磁束面を仮定したプラズマ境界とが一致するまで逐次計算を繰返す。プラズマ境界の仮定の仕方には任意性が残るが、本コードでは空間に固定した座標点を与え、その点を通る等磁束面を新たなプラズマ境界と考えてその内部にプラズマ電流を流して逐次近似計算を進める方法をとった。本コードは、JT-4の様な任意のプラズマ断面形状を有するトカマクプラズマの平衡配位決定に使用される。
亀有 昭久*; 鈴木 康夫; 二宮 博正
JAERI-M 6028, 45 Pages, 1975/03
平衡磁場設計のために必要な計算コード「EQUCO」の使用法およびリストを記述した。
亀有 昭久*; 鈴木 康夫; 二宮 博正
JAERI-M 6027, 16 Pages, 1975/03
トカマク装置のプラズマ平衡用磁場配位の計算法を開発し、臨界プラズマ試験装置の設計に応用した。ADI法と三段階遂次近似法を組み合わせた従来の数値計算コードを改良し、プラズマ位置形状を指定する機構をもうけた。本レポートでは主要な計算法と、臨界プラズマ装置に応用した場合についての結果を示した。この方法によって、上装置の平衡用磁場としての垂直磁場と四重極磁場の磁場強度、磁場分布の範囲を決定し、更に磁気リミターのある場合にも適用した。解析的方法との比較も試みた。
二宮 博正; 鈴木 康夫; 亀有 昭久*
JAERI-M 6026, 26 Pages, 1975/03
自由境界値問題としての平衡方程式を解く計算機コード「NIRVANA」の使用法およびリストを記述してある。
二宮 博正; 鈴木 康夫; 亀有 昭久*
JAERI-M 6025, 17 Pages, 1975/03
現在計画中の臨界プラズマ試験装置に附置される垂直磁場コイル、磁気リミッターコイル、四重極磁場コイル等の平衡用コイル系と、プラズマ特性、位置、断面形状等の関係を、自由境界値問題としての平衡方程式を解く新しい計算法を用いて調べた結果を述べてある。また、この方法で得られる結果と解析的な方法で得られる結果との比較検討を行なった。